2017年12月13日水曜日

怪老人日乗:12月12日(火)

日本全国大寒波とかや。されど東京は快晴。
朝3時に起きて原稿、小さいのを2ツ送ってほっと一安心。たまったブログを更新する。この日記を公開しはじめて一と月以上経つが、お蔭でブログのアクセス数は増えたようである。その分、長年個人的につけてきた日記が滞るようになったので、どうしたものかなあと思っているところ。


毎朝、子どもに「怖い話して」とせがまれるがそろそろネタ切れである。本棚からパクることにし、今日は目についたリチャード・マシスン「運命のボタン」の話をしてやる。「玄関のドアを開けたらボタンの入った箱が置いてあったんだって。押したらお金が降ってくるけど、その代わり誰かが死んじゃうんだって。どうする?」すると3歳になる雪男(仮)は、「ボタンを、でっかい鉄砲でうつ!」とシンプルに答えていた。おまえはガンスリンガーか。
今日はスカイツリー方面に外出。東京横断でほぼ出張である。某社にて取材一件。名刺を出すと「珍しい名前ですねえ」と言われるのは、まあ慣れているが、「おい、お前こんな名前見たことあるかい?」と上司が部下に尋ねる光景ははじめてみた。和みました。同行した担当者、落ち着いて見えるがまだ23歳という。いろいろあったが取材自体は滞りなく済み、地下鉄乗り継いで中野まで帰ってくる。新宿からこっち側までくると、何やらんホッとするのであった。その気になれば歩いて帰れるからだろう。


昨日までの原稿、大慌てで書く。今日は中野ブロードウェイ脇のミスド。なんか毎日ミスドの話をしてますね。原稿依頼来ないかな。ミスドとわたし。やはり捗り、某誌のインタビュー記事いいところまで書くが、二の腕がぴりぴり痺れてきたので一旦終了。
ブロードウェイで4階で久しぶりに古本見て帰る。まんだらけの怪奇幻想棚、変わってないようで微妙にモノが入れ替わっていて、新たに「ソムニウム叢書」が並んでいたり。
 こちらもこれまでなかった朝松健『マウス・オブ・マッドネス』、マックス・ルミネール『ファンタスマゴリア 光学と幻想文学』を合わせて買う。
学研ホラーノベルズの朝松健作品、『小説ネクロノミコン』は持っているのだが、『マウス・オブ~』はタイミングを逃してしまって未入手だった。 朝松健の狂気系ホラーはリポビタンDのようにわたしを癒やしてくれる。見つけられて嬉しい。ここに来るたび買おうかなあと思い、やっぱり要らないだろうなと判断する、ダダイスト辻潤Tシャツ&つちのこTシャツを眺めてから帰宅。


夕飯とってお風呂で漫画。その後ドラえもんクッキーをかじりながら(記者Y君の富山お土産)DVDをすこし眺め、寝たり起きたりしながら終わっていない原稿再開。これを終わらせればやっとこ平常運転に戻るはずである。




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