2018年1月31日水曜日

怪老人日乗:1月30日(火)

快晴。
しばらく間が空いたのであるが、この間はあちこちで取材をしたり、風邪を引いたり。平穏無事です。
午前中、小さな原稿1本仕上げてメール。お昼におにぎり2ツ囓った後、最寄りの図書館に出撃。ブックレビューその他、いくつかの仕事を進める。夕方帰宅すると子どもが「ケーキを食べた」とあからさまな嘘をいう。子どもらしいなあ、と微笑ましく思っていたら、本当に買って食べたのでそうで、家を空けていたお父さんはショックを受けました。


のっそり身繕いして中央線で新宿まで。空き時間に紀伊國屋書店で新刊チェック、鈴木呂亜『恐怖実話 都怪ノ奇録』(竹書房文庫)、『ユリイカ2月号 クトゥルー神話の世界』(青土社)の2冊をひとまず購入。前者は黒木あるじ氏監修の怪談実話(というより都市伝説?)本。後者についてはまったく前情報なし、棚で見かけてびっくりであった。黒史郎氏、森瀬繚氏ら国内クトゥルー界隈の方々が結集している模様。

 
で、19時半より新宿3丁目のタイ料理屋で飲み会。某ホラー作家さんとカメラマンEさん、某誌編集Sさんとわたしの4人で、去年の秋やったインタビュー取材の遅い打ち上げである。ホラー作家さんとEさんは共通の知人も多く、これが2度目とは思えない盛りあがり方をする。象のはな子が人を踏み潰した話、ロシアのレーニン廟の話、スプーン曲げの話、その他諸々、話題は多岐にわたる。
 〆にむちゃくちゃ辛いタイ焼きそばを頼み(店内に白煙朦朦とし、すべての客が苦しげに咳き込むという代物)、終電近くまで飲んで解散。別れ際、Eさんが路上でスナップを撮ってくれたのだが、みんな泥酔顔に写っているであろう。わたしは例によってソフトドリンク、しかし楽しい会でございました。同方向の編集さんと中央線快速で帰る。


『本の旅人』2月号(KADOKAWA)が届く。『君を描けば嘘になる』(KADOKAWA)を刊行した綾崎隼さんにインタビューしています。同作は『君と時計と嘘の塔』の俊英が贈るアート×恋愛×ミステリ-。いろいろ創作の裏側についてうかがっています。ファンの皆さんはお見逃しなきよう。



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