2018年3月19日月曜日

怪老人日乗:3月17日(土)

快晴。桜の開花も近い。
ぶらぶら歩いて国分寺駅前まで。いつもの美容院で妻と子が散髪。この春オープンの駅前ツインタワー、だいぶ完成に近づいてきて、現在判明しているだけでパン屋が2軒、マクドナルド、東急ハンズ、スターバックス、クイーンズ伊勢丹などが入る模様。


小ざっぱりした家族2人と合流し、中央線に乗って中野まで。休日のお出かけである。
中野ブロードウェイで古本と玩具、DVD見るのが主な目的。ブロードウェイ3階の「墓場の画廊」に立ち寄ったらBlu-ray BOX発売記念「ウルトラマンネオス展」をやっており、ネオスとセブン21の飛び人形など、撮影で実際使われた小道具が展示されていた。




子どもは「ダダCタイプ」の玩具を買うのだと昨日から息巻いており、スポンサーとしては冷や冷やものだったが、ブロードウェイ中探してもダダA、ダダBはあってもダダCだけ見つからず、ひそかに胸なで下ろす。妻は墓場の画廊でZATグッズ買って散財。わたしは欲しい怪奇幻想本見当たらず、100円の文庫本1冊(桜井哲夫『思想としての60年代』)買ったのみ。悔しいので地下でソフトクリームがじがじと囓る。なんにせよわが家のような怪奇特撮一家にとって、ブロードウェイはこの上ないお出かけスポットなのであった。
昼から飲める店が多いのも中野のいいところ。つい焼き鳥屋に寄り道し、静岡おでんなどつまんでウーロン茶飲んでいたら、いい案配に酔っ払い(雰囲気に)蹌踉と帰宅する。夜は子どもと買ったばかりのゾフィー人形を使い、『死刑!ウルトラ5兄弟』 ごっこをして遊ぶ。
いい日和である。悪いことなど起きねばいいが、家が火事になどならねばいいが、と持ち前のマイナス思考で思い悩むくらいには、いい日和であった。




ポスト覗くと『青春と読書』4月号(集英社)届いている。
すばる文学賞受賞作家・奥田亜希子さんにインタビュー。twitterでの全文公開が話題になっている新作『青春とジョーカー』(集英社)について詳しくお話をうかがった。男も女もいろんな形で「性欲」という怪物に支配されている思春期。『青春のジョーカー』はそんな物狂おしい季節を、奥手な中学生男子の視点から描ききった長編で、読んでいて胸がキリキリ締めつけられるのであった。




夜はレンタル屋に。見逃していたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『メッセージ』借りる。でも本心ではこれが見たくてたまらない。『IT』が面白かったから次は『THAT』だ!って、そんな借り方する奴いるのだろうか。詳細は後日。




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