2018年4月25日水曜日

怪老人日乗:4月24日(火)

薄曇りで夕方より雨。
明け方に起きて解説原稿つづき。合間に午後の取材&座談会のしたくも。
こういう時に思い出すのは、藤子A先生の『まんが道』にある才野茂の「あ~あ、あっちやったりこっちやったりじゃ集中できないなあ……」というセリフ。〆切に関する悩みはだいたい『まんが道』12巻(中公文庫版)に描いてあるような気がします。


とにかくできるところまで原稿進め、飯田橋のKADOKAWAにて座談会に出席。怪談専門誌『幽』で前号からやっている「怪談実話三人時評」である。門賀美央子さん、千街晶之さんと3人でこの半年に出た怪談実話について、あーでもないこーでもないと話す。わたしは口下手、というか頭があまりよくないので、お2人のように論理立てて話せない。もぐらが立って念仏を唱えているような案配で、たいへん失礼しました。今回、記事のまとめは千街さんにお任せ。


夕方より取材もう一本。ゲラ読み返すなど準備していたら、編集Mさんが顔を出す。解説の進捗状況確認のため。依頼時期からまだ大丈夫だろうと構えていたが、実はかなり差し迫った進行らしく(わたしのせいではない、はず)「このままでは本が出ません!」とMさん悲痛な声をあげる。早々に書きあげねば。
17時より某ホラー作家さんに取材。掲載誌については後日。解説やらねばならぬので、中央線途中下車して、あえて家から遠いミスド。困ったらミスタードーナツに駆けこみたくなるのはどういう心理なのか。いいことあるぞ、と所ジョージに言って欲しいのか。夜遅くまで外でやって、帰宅してさらに原稿。外は雨。


そんなこんなで紹介するのを忘れていた。『ダ・ヴィンチ』5月号。
神永学さんの最新刊『確率捜査官 御子柴岳人 ファイヤーゲーム』(KADOKAWA)について、2ページにわたりインタビュー。シリーズの原点など、いろいろとお話をうかがっております。今年もがんがん新刊を出すそうなので、その都度インタビューできれば嬉しいな。ファンの皆さんはぜひご覧ください!


(大人の事情で今月はぬりつぶしカバー)



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